研究紀要『日本英語教育史研究』所収論考一覧
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1 (1986) |
2 (1987) |
3 (1988) |
4 (1989) |
5 (1990) |
6 (1991) |
7 (1992) |
8 (1993) |
9 (1994) |
10 (1995) |
11 (1996) |
12 (1997) |
13 (1998) |
14 (1999) |
15 (2000) |
16 (2001) |
17 (2002) |
18 (2003) |
19 (2004) |
20 (2005) |
21 (2006) |
22 (2007) |
23 (2008) |
24 (2009) |
25 (2010) |
26 (2011) |
27 (2012) |
28 (2013) |
29 (2014) |
30 (2015) |
31 (2016) |
32 (2017) |
33 (2018) |
34 (2019) |
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<最新号>
第34号(2019)
〈論文〉
文部省における新制中学校用英語教科書Let’s Learn Englishの編纂過程:Basic English導入の試みに着目して(広川由子)
若林俊輔の英語教育論:初期(東京学芸大学着任前)の主張とその特徴(若有保彦)
戦後台湾の英語教科書における題材内容研究:「文学」の特徴をとらえて(平井清子)
〈研究ノート〉
西洋近代語教授理論の摂取:明治期文部省官費留学生派遣を通じた摂取内容(西原雅博)
戦前の高等教育機関の英語教育における文化リテラシーとしてのシェイクスピア(内丸公平)
伊藤和夫の「受験英語」教育における「教養主義」:「構文主義」との関係から(藤村達也)
財団法人語学教育振興会(COLTD)設立の経緯と理念に関する研究(平本哲嗣)
〈第34回大会講演〉
私の英語教育史:研究と教育と(竹中龍範)
〈書評とリプライコメント〉
江利川春雄著『日本の外国語教育政策史』(拝田 清)
拝田清氏の書評に応えて(江利川春雄)
第1号(1986)〈創刊号〉
「湘南プラン」について:その教授法と英語教育史における位置づけ(庭野吉弘)
福島プラン考:その授業実践を中心に(今野鉄男)
東京高等師範学校附属中学校英語科史(創立から明治39年まで)(伊村元道)
東京府立八中の英語教育:英語教育史研究法の一つとして(出来成訓)
英語学習参考書の研究:方法論と英文法参考書の系譜(速川和男)
明治前期大学予備教育機関の成立(茂住實男)
大学教育においてアメリカ研究が内包する諸問題に関する一研究(植村泰三)
明治時代の教科書に学ぶ
(1)(出来成訓)
ラフカディオ・ハ―ンの家庭における英語教育(中田賢次)
第2号(1987)
発音記号の日本への移入史(南 精一)
思い出の英語数師(鈴木彦四郎)
英語教育史に於ける発音の片仮名表記:中浜万次郎『英米対話捷径』の表記を中心に(田辺洋二)
英語学習辞書の変遷:昭和戦前期まで(竹中龍範)
福沢諭吉の英語教育論:課題意識を中心に(紀平健一)
庄原英学校と慶応義塾:その教育課程の研究(寺田芳徳)
文法=訳読法の成立過程(茂住實男)
石川啄木英語学習研究(今野鉄男)
明治時代の英語教科書に学ぶ
(2)(出来成訓)
英語学習参考書の研究:英作文参考書の系譜(速川和男)
大学英語教育における時事英語教育に関する一考察(植村泰三)
第3号(1988)
英語UBの4年間:英語教育史的観点から(村上英生)
明治初期女子教育と英語の教授・学習(池田 稔)
英語教師としてのラフカディオ・ハーン:熊本時代と幻の英語教科書(中田賢次)
私と英語:英語教科書を中心に(稲村松雄)
McGuffey’s Eclectic First Reader再考:英語教育の本源を尋ねて(寺田芳徳)
新渡戸稲造英語学習研究序説(今野鉄男)
明治時代の英語教科書に学ぶ
(3)(出来成訓)
内村鑑三の初期英語修養:高崎時代から東京外国語学校時代まで(庭野吉弘)
英習字教育史序説(西岡淑雄)
戦後英語教育史におけるJack and Bettyの位置(紀平健一)
大学英語教育におけるLL教室に関する一考察(植村泰三)
第4号(1989)
『語学独案内』のこと:発行年次と著者の人柄(森川隆司)
明治の社会主義者と外国語学習(神戸正美)
千村五郎:蕃書調所最初の英学教師(茂住實男)
むかしの先生(高梨健吉)
昭和時代初期の英語教科書に学ぶ
(1)(出来成訓)
新渡戸稲造博士の英語教育論(今野鉄男)
明治時代におけるSpelling Bookについて:Webster本の訳を中心に(南 精一)
大学英語教育の現状と将来:大学生き残りの時代の到来に備えて(植村泰三)
満州国(その背景と教育からみた英語像)(佐藤恵一)
英語学習参考書の研究:英単語参考書の系譜(速川和男)
第5号(1990)
明治時代の英語教科書に学ぶ
(4):斎藤秀三郎のThe
World’s English Lessons(出来成訓)
大学院における英語教育に関する一考察(植村泰三)
ラフカディオ・ハーンの教育観(銭本健二)
訳読史におけるグループ・メソッド:その評価と批判(庭野吉弘)
明治前期中・高等教育機関と英語(研究ノート)(茂住實男)
戦中の英語教育:昭和18年制定中学校教科教授要目「外国語科」を中心に(今野鉄男)
教科書に現れたヘミングウェイ(音在謙介)
神戸女学院の創設と初期の英語教育(寺澤美代子)
英語学習参考書の研究:英文解釈参考書の系譜 (1) 小野圭次郎(速川和男)
〈資料紹介〉
英語教育史関係先行研究の紹介:日本英学史学会25年のなかから(茂住實男)
第6号(1991)
戦後の英語教育:終戦直後から昭和30年前後まで(安徳 肇)
教科書に現れたコールドウェル:文学作品の扱いをめぐって(中川泰成)
神戸女学院の発展と英語教育の展開:1895年から1940年にかけて(寺澤美代子)
英語教材の中の題材(青木庸效)
外来語の時代背景と写音による母語化(佐藤恵一)
東京高等師範学校附属中学校教授細目(英語科、明治43年)について(今野鉄男)
短期大学における英語教育の現状と将来に関する一考察(植村泰三)
横浜専門学校の英語教育(出来成訓)
英語教科書に現れた英詩について:明治・大正期を中心として(南 精一)
教科書に現れたヘミングウェイ:『老人と海』の場合(音在謙介)
〈復刻資料〉
『高等科英語』とその周辺(青木庸效)
第7号(1992)
〈論文〉
中村正直と英語(高橋俊昭)
草創期海軍における英語教育(松野良寅)
思い出の英学者その他(皆川三郎)
戦後高等英語教科書の成立:The World through Englishの検討(紀平健一)
戦後高等学校用検定教科書におけるモームの取り扱われ方(前田竜一)
戦後の英語教科書にみる異文化理解の変遷(江利川春雄)
教科書に現れたヘミングウェイ:その他の作品の場合(音在謙介)
神戸女学院における人類友愛の精神と国際交流の推進:1920年代から1930年代にかけて(寺澤美代子)
第8号(1993)
〈論文〉
英語教科書に現れた英詩について:昭和・平成期を中心として(南 精一)
旧植民地英語教育:満州国及び内地における英語教育とその周辺(佐藤恵一)
『英語教育』(研究社刊)について (1):その前身から発刊までの系譜(庭野吉弘)
官立愛知英語学校の設立と役割(篠田 弘)
小学校における英語科教育の歴史
(4):明治後半期におけるその諸相(江利川春雄)
ナットール系英和辞書の系譜:『英和字典』の編纂方法を中心に(早川 勇)
高等学校用英語検定教科書におけるモームの短編小説“The Luncheon”についての一考察(前田竜一)
大学英作文教授法に関する一考察(植村泰三)
英語学習参考書の研究:英文解釈参考書の系譜 (2)(速川和男)
第9号(1994)
〈論文〉
毒舌英語数師・佐藤正治(出来成訓)
7年制高等学校の英語:成蹊高等学校を中心として(高橋俊昭)
山家保英語散育論(今野鉄男)
山形の生んだ英学者田中菊雄先生(秋保慎一)
英語教育と視聴覚教育機器(テープレコーダー及びビデオテープレコーダーを中心として)(前田竜一)
英語教材の中の文学作品(笠谷知代)
敗戦占領下の暫定英語教科書(江利川春雄)
国連英検の歴史と現在に関する一考察(植村泰三)
成長期の予備校英語教育:我が青春賦(祐本寿男)
第10号(1995)
〈論文〉
中学・高校英語教員の海外研修について:歴史的視点から考える(今野鉄男)
学習指導要領の改訂と高等学校英語教育:戦後から今日に至る英語教育の変還を概観して(湯浅文子)
英語教育における関連図書出版の意義:主に研究社刊シリーズものを中心に(庭野吉弘)
鳥取県が生んだ英語(速川和男)
穂積陳重『英学入門』について(伊村元道)
戦後の沖縄における英語教育(大内義徳)
「カムカム英語」:戦後「英会話」の原型(紀平健一)
法学英語の歴史と現在に関する一考察:英米法の文脈において(植村泰三)
実業学校における英語科教育の歴史
(2):商業学校を中心に(江利川春雄)
第11号(1996)
〈論文〉
旧植民地の英語教育:満州における英語教育とその周辺(佐藤恵一)
日本におけるComplement「補語」成立の一考察(伊藤裕道)
英文法今昔(江川泰一郎)
言語テストの歴史と現在:項目応答理論のもたらした新時代(土平泰子)
英語教育縮廃論とは何か(山田 豪)
小学校における英語教育の歴史
(5):全体像の把握をめざして(江利川春雄)
ドイツ学振興政策と英学の危機:最初の英語教育廃止論(茂住實男)
第12号(1997)
〈論文〉
英語検定試験の大学英語教育への適用に関する一考察(植村泰三)
『英語教育』(研究社刊)について (2):その巻頭言の内容分析から見えてくるもの(庭野吉弘)
講演:英語教育史へのアプローチ(松村幹男)
戦争直後の英語雑誌:Come Come Clubについて(速川和男)
Jack and Bettyの時代性をいかに評価するか:教科書としての内容検討を踏まえて(山田 豪)
『英和口語辞典』の日本語訳について:斎藤秀三郎の『熟語本位英和中辞典』との比較調査を中心として(神野節子)
師範学校における英語科教育の歴史
(1):明治・大正期(江利川春雄)
文法事項の史的検討(その1):Sense Subject及びthe
way how(伊藤裕道)
〈研究余滴〉
中学校英語の思い出(高梨健吉)
外国人教師ロイ・スミス(青木庸效)
1976(昭和51)年以後の英語教育(出来成訓)
第13号(1998)
〈論文〉
ベルリッツ・メソッドについて:教材を中心に(南 精一)
海外留学による大学英語教育及びその周辺に関する一考察(植村泰三)
伊藤健三の生涯と業績(伊村元道)
英語と私:研究と教授(櫻庭信之)
Two Little English Books:江戸後期の横文字早学び:その発音の表記について(Paul Snowden)
中学校英語教科書New Prince Readersとハーンの“Mujina”(石井俊彦)
昭和22年度学習指導要領英語編再考(今野鉄男)
Jack and BettyからNew
Princeへの移行は何を語るか(山田 豪)
六三制発足当時の中学英語教育:愛媛県大洲中学を中心に(祐本寿男)
師範学校における英語科教育の歴史
(2):昭和期(江利川春雄)
第14号(1999)
〈論文〉
アメリカ研究に求められる英語力に関する一考察:高木八尺の思想史に淵源を求めて(植村泰三)
戦時下の英語教育:神戸での一体験(黒澤一晃)
成田英漢義塾および旧制成田中学校における英語教育:明治時代(寺澤美代子)
現在分詞と動名詞(-ing form)― 文法事項の史的検討 (4)(伊藤祐道)
英語教科書における教材内容の変容と日本文学(石井俊彦)
『スタンダード和英大辞典』編者竹原常太(堤 美佐子)
大戦下の東京高師文三(英語科)(祐本寿男)
教養英語(福原英語)の現代における可能性(山田 豪)
満州における英語教育:満鉄の教育及び満州国の国定教科書(佐藤恵一)
第15号(2000)
データベースによる外国語教科書史の計量的研究 (1):文部省著作および検定済教科書(江利川春雄)
昭和26年改訂版学習指導要領英語編再考(今野鉄男)
置賜が生んだ文人 歌人 大熊信行(遠藤綺一郎)
学習指導要領「必須語」の選定に関する歴史的考察:頻度と定義可能度による必修語リストの評価(馬本 勉)
昭和二十代の新制中学英語教育:東京・麹町中学校を中心に(祐本寿男)
戦後英語教育史私論:ひとつの総括(紀平健一)
刊行100年斎藤秀三郎Practical
English Grammar(1898-99)管見(伊藤裕道)
第16号(2001)
〈特別寄稿〉
私の英語教育史:思い出の記(今関 敦)
大戦末期の英語教育:旧専門学校を中心に(南 精一)
東京文理大英文科の閉学:福原麟太郎を中心に(祐本寿男)
〈記念講演要旨〉
イギリスの詩について(星野 徹)
〈論文〉
幻の三省堂和英大辞典:神田から竹原へのある書簡をめぐって(堤 美佐子)
第17号(2002)
広島英語教育の先達(松村幹男)
英語教科書New National Readers, The Globe Readers, The
Standard English Readersの計量的分析研究(小篠敏明・馬本 勉・松岡博信・本岡直子)
「仮定法」の英文法教育史(伊藤裕道)
『ナショナル第一読本』の構成と言語材料(石井俊彦)
文部省著作Let’s Learn Englishの編集とその週辺(木名瀬信也・中村道子・江利川春雄)
〈資料〉
日本英語教育史年表(茂住實男・伊村元道)
第18号(2003)
〈論文〉
英語教育に思う(清水 護)
小学校の英語:商業科附設の時代(竹中龍範)
海軍終焉期の英語教育(江利川春雄)
〈資料〉
英語教育叢書・講座・シリーズ総覧(庭野吉弘・江利川春雄)
第19号(2004)〈創立20周年記念特集〉
〈創立20周年記念特集〉
創立20周年を迎えて(青木庸效・井田好治・紀平健一・島岡 丘・高梨健吉・庭野吉弘・松野良寅・松村幹男・茂住實男)
英語教育史研究と私(伊村元道)
これからの日本英語教育史研究:2003年全国大会シンポジウム(竹中龍範・伊藤裕道・馬本 勉・江利川春雄・音在謙介)
海軍機関学校の英語教育(安田和生)
Let’s
Learn Englishの考察:内容と歴史的意義(紀平健一)
Thinking
in Englishの計量的分析:初版(1923)と第2版(1924)の比較を通じて(若有保彦)
『ニュー・ナショナル第五読本』:第100課エドガー・アラン・ポウの“The Raven”について(林 亜希子)
〈資料〉
赤祖父茂徳文庫(小篠敏明)
第20号(2005)
〈特別寄稿〉
学会創立20周年に思う(出来成訓)
〈論文〉
「文法・訳読式教授法」の定義再考(平賀優子)
Directions
for the Pronunciation of English, compiled by the Department of Education(1887)をめぐって(竹中龍範)
New
National Readersの先行本に関する研究(本多仁禮士)
日本陸軍の英語教育史:1930年代以降の幼年学校・予科士官学校を中心に(江利川春雄)
台湾における中等教育の英語:日本統治末期と中華民国接収初期に関わる基礎研究(相川真佐夫)
竹原常太のThe
Standard English Readers:基本語彙に基づく教材の合理化とその現代的な意義をめぐって(馬本 勉)
第21号(2006)
〈論文〉
New National Readersに託された精神:National Readersとの比較考察(下田彰子)
戦前における沖縄県の代表的な中学校・高等女学校の英語教育:卒業生へのアンケートを中心に(上原義徳)
〈調査報告〉
National
ReadersからNew
National Readersまで:発行状況調査報告(本多仁禮士)
〈2005年全国大会シンポジウム〉
「戦後英語教科書の歴史と展望」(江利川春雄・青木庸效・馬本 勉・西 忠温)
第22号(2007)
〈特別寄稿〉
英語教育半世紀:一英語教師の足跡から(伊村元道)
ジャワ敗戦抑留下、将兵への初等英語教育(大庭定男)
〈論文〉
京都府師範学校附属小学校における英語教育(竹中龍範)
増田藤之助著The International Readersにおける出典不明示について(本多仁禮士)
〈調査報告〉
戦後中学校教科書における言語材料の変化についての考察(和田 久)
第23号(2008)
〈特別寄稿〉
ある英語音声教育者の規範:五十嵐新次郎が追求した正確さ(松坂ヒロシ)
思い出の人々と将来への願い(出来成訓)
〈論文〉
外山正一再考:『正則文部省英語読本』が内包する人間陶冶の方法(榎本剛士)
日本英語教授法史におけるOllendorffの教授法の位置づけ(平賀優子)
岩国英国語学所に関する研究:教育内容と教授法の解明を中心として(保坂芳男)
第24号(2009)
〈論文〉
日本軍中国占領地の英語教科書(江利川春雄)
日本英語音声教育史:『英語発音秘訣』の著者 菊池武信の足跡を求めて(田邉祐司)
札幌農学校教授 J.
C. Cutter とその英語英文学講義(赤石恵一)
〈研究ノート〉
『学習指導要領英語編 (試案)』(1947) の研究:H. E. Palmer との関連性を中心に(奥野 久)
第25号(2010)
〈論文〉
ブリンクリ著『語學獨案内』と斎藤文法:日本における日英比較対照研究の源流(斎藤浩一)
修猷館の英語教師・菊池武信の履歴について(安部規子)
新制高等学校の入試への英語の導入
(1):その経緯と背景に関する基本問題(河村和也)
札幌農学校初期卒業生におけるShakespeare劇抜粋集(赤石恵一)
明治期における英語読本独習書の研究:森修一の独案内に見る英語学習の諸相(馬本 勉)
英語通信教育の歴史
(1):史的概観と研究社英語通信講座を中心に(江利川春雄)
戦後日本における「英語の教育機会」をめぐる認識の変容過程:新聞記事の分析を通して(寺沢拓敬)
〈座談〉
私の英語教育史研究:次の世代に伝えたいこと(出来成訓・伊村元道・小篠敏明・竹中龍範)
第26号(2011)
〈論文〉
明治期英文法排撃論と実業界(斎藤浩一)
英語教員養成史における第一次臨時教員養成所:第五臨時教員養成所の場合(竹中龍範)
新制高等学校の入試への英語の導入
(2):1952年度の入試をめぐって(河村和也)
福島プラン再考:その成果と指導実践から(小林大介・田邉祐司)
秋田県人が切り開いた日本の英語教育:先達の開隆堂著者陣が言い残した方針と裏話(島岡 丘)
「中等学校ニ於ケル英語教授法調査委員報告」をめぐる教育政策:牧野伸顕文相期の外国 語教育政策を中心に(西原雅博)
学習指導要領(試案)時代の高校英語教科書(読本)について:戦争・平和に関する題材を中心に(藤本文昭)
〈講演〉
秋田における米人教師カロザス(高橋俊昭)
〈特別記事〉
高梨健吉先生 年譜と業績(佐藤惠一)
第27号(2012)
〈論文〉
岡倉由三郎再考:その英語教育目的論の背後にある原理(斎藤浩一)
H. D. Lelandに関する研究:岩国中学での教育活動を中心に(保坂芳男)
戦後初期沖縄におけるガリ版刷り初等学校英語教科書の研究(村田典枝)
明治初期(明治元年〜10年)の公立小学校における英語教育についての一考察:筑摩県高山煥章学校と他校との比較を通して(田畑きよみ)
〈資料調査・研究報告〉
未完に終わった竹原常太『聖書と文学—イディオム・句動詞用例集—』(堤 美佐子)
〈研究ノート〉
明治期に神戸英和女学校で使用されたSwinton's Readersの分析(山脇野枝)
〈英語教育史回顧〉
英語教育史回顧と展望—筑波大移転への体験を通して—(島岡 丘)
〈第27回大会シンポジウム「資料が語る広島の英語教育史」〉
シンポジウムの趣旨(馬本勉)
広島の英語教育誌:その系譜と性格(竹中龍範)
広島関係者の教科書と教授法から(江利川春雄)
参考書と広島の英語教育(馬本 勉)
〈書評とリプライコメント〉
竹下和男著『英語天才 斎藤秀三郎』(斎藤浩一)
斎藤浩一氏の書評に応えて(竹下和男)
山田豪著『日本人の言語観とその未来』(寺沢拓敬)
寺沢拓敬氏の書評に応えて(山田 豪)
江利川春雄著『受験英語と日本人』(榎本剛士)
榎本剛士氏の書評に応えて(江利川春雄)
〈特別記事 松村幹男先生追悼〉
松村幹男先生:拡散のなかの収斂(竹中龍範)
松村幹男先生の死を悼む(出来成訓)
〈論文〉
札幌農学校教授W.
P. Brooksの英語教育とその結果:書簡調査から(赤石恵一)
高校英語教科書(読本)について:戦争・平和に関する
題材を中心に1959年度,1966年度,1975年度を比較して(藤本文昭)
明治後半期から大正初期における英文法教育史:英文法擁護論と,
「英語教育」内における理論化過程を中心に(斎藤浩一)
商業科附設時代の小学校英語:横須賀市高等八幡山小学校の場合(竹中龍範)
明治初期の京都番組小学校における英語教授計画:他校との比較を通して(田畑きよみ)
〈研究ノート〉
海軍大将井上成美研究:英語教育の観点から(横山多津枝)
Phraseologyの台頭と斎藤Idiomologyの再評価(竹下和男)
〈大会記念講演〉
英語稽古草創のころ(茂住實男)
〈書評とリプライコメント〉
森 悟著『鳥取の英学』(保坂芳男)
保坂芳男氏の書評に応えて(森 悟)
安部規子著『修猷館の英語教育 明治編』(隈 慶秀)
隈 慶秀氏の書評に応えて(安部規子)
第29号(2014)
〈論文〉
帝大選科時代の岡倉由三郎(東 博通)
〈研究ノート〉
番組小学校の教育システムを採用した学校の英語教育に関する一考察(1)(田畑きよみ)
〈第29回大会シンポジウム「英語教育史研究のフロンティア:研究方法論への提言」〉
シンポジウムの趣旨(拝田 清)
言語学習成功者研究の方法論:回顧文献による事例研究の可能性(赤石恵一)
Signs of ELT history, signs in ELT
History: 研究対象の歴史性 (historicity)/時間性 (temporality) と「今・ここ」(榎本剛士)
英語教育史への社会学的アプローチ(寺沢拓敬)
〈書評とリプライコメント〉
石井容子著『熊本洋學校教師Capt.
L.L. Janes研究 : 足跡と功績』(安部規子)
安部規子氏の書評に応えて(石井容子)
第30号(2015)
〈論文〉
「新教授法」の摂取と変容:帝国教育会英語教授法研究部における教授法論議(西原雅博)
〈研究ノート〉
明治初期における京都番組小学校の課業表を採用した学校の英語教育(2)(田畑きよみ)
戦後英語教育政策におけるイシューの変容:アイディア・アプローチによる国会会議録の政策過程分析を中心として(青田庄真)
〈第30回大会記念講演〉
日本英語教育史研究の歩みと展望(江利川春雄)
〈30周年記念例会シンポジウム〉
英語教育史学会30周年記念「回顧と今後への期待」(竹中龍範)
回顧と今後への期待(茂住實男)
回顧と今後への期待(小篠敏明)
日本英語教育史学会30周年記念行事:座談会(島岡 丘)
〈書評とリプライコメント〉
寺沢拓敬著『「なんで英語やるの?」の戦後史:《国民教育》としての英語,その伝統の成立過程』(青田庄真)
青田庄真氏の書評に応えて(寺沢拓敬)
〈論文〉
東京高等師範学校文科兼修体操専修科のこと(竹中龍範)
明治期中学校英語教授国家基準の伝達:「文検」による伝達ルートに焦点をあてて(西原雅博)
札幌農学校のelocution:米国の系譜から(赤石恵一)
〈研究ノート〉
Why did
English fail to be a second language in U.S. occupied Okinawa?:
From
Okinawa’s Viewpoint toward America and Japan(YONAHA, Keiko)
〈第31回大会記念講演〉
熊本洋学校お雇い教師Captain Janesの英語教育と熊本バンド:その源流を辿りながら(西 忠温)
〈書評とリプライコメント〉
江利川春雄著『英語教科書は〈戦争〉をどう教えてきたか』(藤本文昭)
藤本文昭氏の書評に応えて(江利川春雄)
川嶋正士著『「5文型」論考―Parallel
Grammar Series, Part 2の検証』(小田勝己)
小田勝己氏の書評に応えて(川嶋正士)
寺沢拓敬著『「日本人と英語」の社会学―なぜ英語教育論は誤解だらけなのか』(拝田 清)
拝田 清氏の書評に応えて(寺沢拓敬)
第32号(2017)
〈論文〉
師範学校生徒による小学校英語科教育実習:明治末年における一事例(竹中龍範)
東京商科大学予科における英語入学試験問題の研究:その特質と受験生に求められた英語学力(惟任泰裕)
〈研究ノート〉
明治初期の香川県及び徳島県公立小学校における英語教育に関する一考察(田畑きよみ)
〈第32回大会講演〉
1人称で語る大塚キャンパスから筑波キャンパスへ:昭和 7年からの歩み(島岡 丘)
〈書評とリプライコメント〉
森 悟著『武信由太郎伝』(惟任泰裕)
惟任泰裕氏の書評に応えて(森 悟)
江利川春雄著『英語と日本軍:知られざる外国語教育史』(横山多津枝)
横山多津枝氏の書評に応えて(江利川春雄)
山田昌宏著『岡山県中学校・高等学校 英語教育史年表』(拝田 清)
拝田 清氏の書評に応えて(山田昌宏)
〈追悼〉
出来成訓先生の履歴と主要業績:英学史・英語教育史研究を中心に(上野舞斗・松岡 翼)
日本英語教育史学会初代会長・出来成訓先生への感謝(江利川春雄)
出来成訓先生を偲んで(竹中龍範)
先生は私たちの憧れでした(小篠敏明)
出来成訓先生への感謝(島岡 丘)
第33号(2018)
〈論文〉
明治期における中学校英語教授実践の性格:国家基準をめぐる校内伝達組織の制度化とその受容(西原雅博)
シェイクスピアと英語教育:中等学校用英語教科書(1886年—2016年)におけるシェイクスピア受容の考察(内丸公平)
〈研究ノート〉
明治期の検定英語読本はシェイクスピアをどのように扱っていたか:受容史との関わりにおいて(横山多津枝)
広島発「ラジオ英語講座」の歴史:櫻井役の初等科ラジオテキストを中心として(河村和也・馬本 勉)
〈第33回大会講演〉
英語教育論争から考える(鳥飼玖美子)
〈書評とリプライコメント〉
中村 捷編著『名著に学ぶ これからの英語教育と教授法』(川嶋正士)
川嶋正士氏の書評に応えて(中村 捷)
第34号(2019)
〈論文〉
文部省における新制中学校用英語教科書Let’s Learn
Englishの編纂過程:Basic English導入の試みに着目して(広川由子)
若林俊輔の英語教育論:初期(東京学芸大学着任前)の主張とその特徴(若有保彦)
戦後台湾の英語教科書における題材内容研究:「文学」の特徴をとらえて(平井清子)
〈研究ノート〉
西洋近代語教授理論の摂取:明治期文部省官費留学生派遣を通じた摂取内容(西原雅博)
戦前の高等教育機関の英語教育における文化リテラシーとしてのシェイクスピア(内丸公平)
伊藤和夫の「受験英語」教育における「教養主義」:「構文主義」との関係から(藤村達也)
財団法人語学教育振興会(COLTD)設立の経緯と理念に関する研究(平本哲嗣)
〈第34回大会講演〉
私の英語教育史:研究と教育と(竹中龍範)
〈書評とリプライコメント〉
江利川春雄著『日本の外国語教育政策史』(拝田 清)
拝田清氏の書評に応えて(江利川春雄)